一周年

夜、デスクに向かい
ふと、もうすぐ一年が経過すると気づく。

ちょうど、一年前の事を思い出す。
色んな人がいるんだな。
目の色、表情、思考。

どれをみても、感じてみても
狭いなと思う。

あれから一年。
成長したのだろうか。
急がしさにまぎれて、ただただ繰り返しになっていないだろうか。
そんな事を思う。

ある意味本当の経営者とはなんだろうか。

まだまだ全然見えない。
10年間教わった事、身についているのだろうか。
あまいと感じる部分、いい意味での緊張感と
その環境の中で育まれる叡智。

じぶんが本当にやななければならないことが
見失わないよう、2年目に入る。

そんな時、ふと目に止まる

よくこれデザインをしたな。とつくづく思う。
あの時は、懸命だった。
追い込まれていたから、完成されたカタチかもしれない。

これをデザインした時、何を考えていただろう、
粘度で造形を創るように、何度も何度も立体の表現を再考したし、
デザイン画も微妙なラインにまでこだわった。
普通の人であれば、絶対に気にしないポイントまで徹底的に追求した。

まず、名前が浮かんだ。
そこから、じぶんなりのカワイイって何だろうと考えた。
おしりのカタチや目の配置、口の開きにエラの角度。ファスナーのスライダー部分にツヤ、質、色。

「どうしてそこまでこだわるの?」

そんな質問なんて
どうでもよくて、ただ、本来あるべき姿を表しただけなのかもしれないと
200匹以上作った時に思った。

さがしてる。

この完成品を
当時、顧客でもあり、世界一になったN氏に見せたかった。
世界一を唸らせる作品。デザイン、縫製、ディティールのすべて。

なんだか、あまり長く書くと
重たくなってしまうから、

ただ「カワイイ」と思った人が手にとれば
それでOKです(笑)

絶対に普通の革職人ではできない、革製品。

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